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肩こり

肩こりとは

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一言で、「肩こり」と言っても、原因はその方によって違います。日常生活での体の使い方が人それぞれだからです。

仕事内容によってもデスクワーク・立ち仕事・肉体労働(これも動き方によって違う)など違ってきます。
最近では、PCなどの作業により目から起こるものもありますし、噛み合わせなど顎の状態からくるものまであります。

肩をマッサージしその場では楽になるが、すぐに戻ってしまうような方は他に原因があるかもしれません。

肩こりの原因

肩こりの原因は、様々な原因が考えられます。

一般的多い原因の一つ、肩周辺筋肉の血流不足です。

なぜ血流不足が生じてしまうのでしょうか?

多くの場合、その部分の運動不足が考えられます。

筋肉は伸び縮みすることで血液の循環を促しています。古い血液を筋肉の伸び縮みで押し出し、新しい血液を取り入れ老廃物を出す。この繰り返しがうまくいくと肩こりは起こらないと思われます。

姿勢から起こる肩こりもあります。

座り仕事などは自然に背中が丸まり、頭は下向きになる傾向があります。常に重たい頭を支える首、肩は常にストレスを受け、緊張しています。この場合、椅子や机の位置、高さなどの調整でも軽減することもあります。負担が少なくなるポジションのご指導も行ってます。

手作業が原因の肩こりもあります。

手の神経は、首から出ています。手を酷使すると手の筋肉は疲労を起こし、固くなります。その結果神経を返し、首のこり、肩こりににつながります。この場合手のこり、疲労を取ってあげないと解決しません。

ねん挫や打撲、骨折などのケガによって足から起こる場合。

この場合受傷した部分に負担を掛けない様に、膝や股関節、骨盤が歪みます。土台となる下半身の歪みは、背骨を返し、肩の歪み、首の歪みを誘発し、肩こりの原因となっています。

このように様々な原因が考えられる肩こり。

何が原因で肩こりが起こっているのかを突き止めないと解決しません。

辛かった慢性肩こりとサヨナラする近道は、徹底的に肩こりの原因を突き止めることだと思います。

内臓から?

内臓の負担から来る肩こりも多くあります。最近テレビ番組でも情報として多く紹介されていますので、ご存知の方も多いと思います。

肝臓や、胃、心臓など肩に「関連痛」「放散痛」「反射痛」(などいろんな表現があります)というものを引き起す事もはっきり分かっています。

これらの問題が原因の場合、肩こりがあるからといって、肩を直接解してもその場だけで、時間が経てばすぐに元に戻ってしまいます。

内臓の不調をお感じの場合は、早めに内科などを受信されるとよいかもしれません。

しかし、検査をして何も出ない場合もありますが、数値として出ないだけで、負担がかかっていることも多くあります。

腹部調整を行い慢性の肩こりが、軽減したり、消失することも事実です。

事前に内臓の負担が分かることもありますので、慢性の肩こりでお悩みの方は、一度お気軽にご相談下さい。

また、当院の患者様には、内科ドクター、内科消化器外科ドクターも多く通院されており、ご自身の患者様を御紹介頂く事も多くあります。

お気軽にご相談ください。

実例

内臓の負担で肩こりで悩んでいた男性の実例です。

Yさん 男性 50代

お仕事柄PCを操作することが多く、ほぼ座ったままの状態で一日を過ごされるお仕事なので、それが原因であろうとご本人も、話を聞いた私も思っていました。

右肩の痛みとともに、手のしびれ感や、肩の可動制限も伴っていました。

普段通り全体のバランスを検査し、調整に入りましたが、症状は少し楽になった程度で満足いくほどの改善は見られませんでした。

情報が少なすぎと判断し、お話を色々お聞きしました。

不規則な生活(食事の時間帯や、睡眠不足)が多く、お酒の席も多い事が判明しました。

そのような場合負担かかかる場所としては、肝臓、胃が考えられます。

その部分を触ってみると、固くなっており、少し圧を加えると痛みを感じます。

肝臓は人間最大の臓器、症状を訴えている右側に肝臓は位置します。

肝臓に関係する筋肉や反射点などの調整を行い、右脇腹周辺へのアプローチを行いました。すると右肩の可動性も広がり、肩周辺の筋肉が柔らかくなっています。

自覚症状はほぼないくらいに改善されました。これでこれから先肩こりが無くなると言う訳ではありません。同じような生活が続けばまた起こります。改善できることは改善していただきますが、ご自身でできる改善方法もお伝えし、肩が凝ってきたなと感じた時などに行っていただくセルフメンテナンスをお伝えしました。

それからは軽い肩こりは出るものの、セルフメンテナンス方を行うと軽減し、仕事もはかどるようになったと後日ご報告頂きました。

全て私どもに任せて頂くという方法はとっておりません。ご自信でも身体のことを意識し、ご自身でできる事は、ご自身でやってもらうセルフプログラムがあるため、改善スピードが早いとご好評を頂いています。。